TROUT, HOWTO

エリアトラウトのクランクは“深さ”で化ける。鈴木将人さんの5レンジ攻略術

エリアトラウトのクランクベイトは、ただ巻きで遊びやすいルアーです。でも、表層からボトムまで持ち駒を揃え、魚のいるレンジに合わせてローテーションを組み始めると、釣りの表情が一気に変わります。世界大会個人準優勝の鈴木将人さんが見せる、クランク中心の組み立てに注目です。

なぜ注目?

最初の一投から、魚との距離を測っている

面白かったのは、いきなり“釣れるルアー”に決め打ちしないところでした。まずは表層から探り、カウントダウンでレンジを刻みながら、魚がどの深さで近づき、どこで口を使うのかを見ていく。次の一投をどう変えるかが明快で、エリアトラウトの釣りが小さな実験の連続に見えてきますね。

鈴木将人さんが軸にするのは、表層を広く探るタイプから、フラットサイド、小型の食わせ系、ボトムノックまで個性の異なるクランク。ルアーを替えるたびに、動きや音、レンジがどう魚の反応を変えるのか。手持ちのプラグを“釣れる順”ではなく“出しどころ”で整理したくなりました。

強く寄せて、最後は弱く食わせるローテーション

高アピールのクランクで魚を寄せ、反応が薄くなれば小粒で控えめなモデルへ。さらにトップやボトムといった別のレンジへ展開していく流れには、数釣りだけではない組み立ての楽しさがあります。最初から食わせに寄せるのではなく、最後に切るカードを残しておく考え方は、次の釣行で試してみたくなります。

同じ池でも立ち位置によって浅い流れ込みと深い吐き出し口があり、効くレンジが変わるという視点も気になりました。ロッドやラインの組み合わせまで含めて、クランクをどう使い分けるのか。鈴木さんの実釣を追えば、自分のボックスに足りない役割も見えてきそうです。

出典元:web.tsuribito.co.jp 元記事を見る ↗